【板書は写すな】早稲田首席のGPA満点男が教える大学の講義の受け方

【板書は写すな】早稲田首席のGPA満点男が教える大学の講義の受け方

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はじめに-驚きのGPA-

こんにちは。ライターのらりるれろです。今回は皆さんに、今まで隠していた(?)私の企業秘密を暴露しちゃいます!

まずは以下の写真を見て下さい。

私の大学の成績(各学期のGPA)

私の大学時代の成績表で、各学期のGPAが記載されています。私は早稲田大学人間科学部の3年卒業制度の適用を受けているため、3年間しかデータがありません(詳しくは以下の記事を参照してください)

大学生以外の読者のために補足しておくと、GPAとは Grade Point Averageの略で、高校での「平均評定」に当たります。私が在籍している早稲田大学の場合、各教科4〜0までの5段階評価で評定が決まり、その平均がGPAになります。

私のGPAは2018年度秋学期以降4.00になっています。つまり……お分かりですね?そう、私は大学1年の後期以降、全ての教科で最高評価をとることに成功したのです。

そして、通算GPA3.98というのは早稲田大学人間科学部の首席となります!!!

もちろん、全ての教科で最高評価をもらうのは簡単ではありません。実際私も1年春学期は失敗しました。しかしその後の試行錯誤の結果、コツさえ掴めば全教科最高評価を取れるという確信を持つに至りました。

そこで今回は、高成績をあげる上で一番の基本になる講義の受け方について説明していきます。単位を稼ぎたい方やもっとGPAを上げたい方の参考になれば幸いです!

大学の講義とは何か

具体的な講義の受け方の解説に入る前に、そもそも「講義とは何か」ということを私なりに説明しておきましょう。

私は、講義は読書と変わらないと思っています。

以下の記事では難解な哲学書の読み方について解説しましたが、読書の本質も講義の本質も対話にあります。対話の媒体が紙やタブレットなのか、実際の声なのかが違うだけです。

ですから意識すべきことも哲学書を読むときと変わりません。難しい本を読むつもりで、先生の話を「読解」すれば良いのです。

大学の講義の受け方

大学の講義とは何かがわかったところで、具体的な講義の受け方の説明に入りましょう。以下で説明する内容は4点あります。

  1. 出席の重要性
  2. ノートの取り方
  3. 座席の位置取り
  4. 質問の仕方

特に順番は関係ないので、皆さんの関心に合わせて読んでみて下さいね。

大学の講義の受け方①:出席の重要性

大学に入ると、なぜか講義をサボってもいいような雰囲気に包まれます。不思議な話です。高校までと違ってある程度は自分の関心に合わせて講義を履修しているはずなのに、なぜサボるのでしょうか。高校よりも専門的な内容を扱うのに、どうして自習で大丈夫だと思うのでしょうか。きっと余程頭がいいんでしょうね!!

残念ながら私の頭はそんなに良くないので、当たり前ですが出席は重要になってきます。確かに、大学の講義は出席しなくてもお咎めはありませんが、高成績を上げるためには出席するのが一番なのです。

テストにしてもレポートにしても、講義を担当している先生が作成するものです。私たち学生はそのテストやレポートによって評価されるのですから、高評価をもらうためには作成者である先生の価値観を的確に掴まなければなりません

本の著者の思想を理解するためには、その本を長い時間読まねばならないのと同様に、先生の価値観を理解するにはできるだけ長い時間先生に接する必要があります

というわけで、出席は高成績のために必要不可欠です。ツラいのはよくわかりますが、頑張って講義に出ましょう!

大学の講義の受け方②:ノートの取り方

お次はノートの取り方です。まず一つ皆さんに言いたいことがあります。

板書は写さないで下さい

板書を写すのは、クソ長い哲学書を読むときにいきなり1ページ目から読んでいくような無謀な行為です。大学の先生は、私たち学部学生からは想像もつかないような知識・経験を持っています。板書を写すと、その膨大な知識・経験を真正面から受け止めることになり、脳が無駄に消耗してしまいます

「じゃあどうするの」という話ですが、まずは皆さんが履修する講義が教科書・レジュメを使うかどうかをチェックして下さい。

教科書やレジュメを使う講義である場合は、その教科書・レジュメに書き込んでいくスタイルでノートを取りましょう。その際、教科書やレジュメの記述内容に飛躍はないかという点を意識してみて下さい。「この部分は説明が欠けてるんじゃないかな?」と思ったら、その部分に説明を加えると良いでしょう。こうすると、あとで見返した時に講義の内容がスムーズに頭に入ってきます。

教科書・レジュメを使わない講義である場合は、先生にその講義の内容を解説している重要な参考図書を教えてもらって、その書籍を教科書(レジュメ)の代わりに使いましょう。その書籍に書かれていないこと、あるいは説明が不足している箇所を補うことを意識して講義を聞きましょう。教科書・レジュメがある場合より少し負担が大きいかもしれませんが、板書丸写しよりは余程能動的に聞けるはずです。

いずれの場合でも、私たちには圧倒的に知識・経験が欠けているのですから、教科書・レジュメ・参考図書を適宜利用して、先生と対話ができるようにすることが肝腎です。

大学の講義の受け方③:座席の位置取り

日本の大学生の大半は教室の後ろから席を詰めますが、高成績をとるに当たってはおすすめできない行為です。

講義も一つの対話なのですから、対話相手とはある程度近い距離にあるべきですし、離れたところに座っていると質問をしにくくなります。

というわけで、座席はなるべく教室中央の前の方を選びましょう。ただし、最前列は先生がプリントなどを配布する可能性を考えて開けておくことをおすすめします。

ちなみに私は、ある講義で中央列の前から2番目に座っていたのですが、その講義を担当している先生と親しくなって、飲みに連れて行ってもらった経験があります。皆さんも、教室の前の方に座っていると、思わぬ幸運が舞い込んでくるかもしれませんよ?

大学の講義の受け方④:質問の仕方

最後に取りあげたいのが講義前・後の質問の仕方についてです。基本的に質問する学生は少ないので、どんな質問でも先生は喜んで答えてくれると思いますが、質問の仕方も工夫すると先生に好印象を与えられます。先生に好印象を持ってもらうと、講義からは引き出せない先生の思想・価値観が見られる可能性が高まるので、テスト・レポート対策をする時に役立ちます。

では、先生が好印象を持つ質問とはどんな質問でしょうか。

それは、話をしっかり聞いていたことがわかる質問です。

例えば、単純に「レジュメのこの部分がわからないので教えて下さい」と言うのではなく、「この部分について先生はこのように仰っていましたが、それは〇〇という意味でしょうか?」と尋ねると大抵の先生は喜んでくれます。自分の話が受け入れてもらえるというのは、誰にとっても嬉しいことなのです。

それに、工夫した質問を考えることによって、自分の講義内容への理解も深まります。本を読んだ後、その内容について議論すると理解が深まるのと同じですね。

というわけで皆さん、先生に好印象を持たせ、自分の理解を深めるために、工夫した質問をしましょう!

おわりに

いかがでしたか?

大学で高成績をとるための講義の受け方は、以下の4点にまとめられます。

  • 出席をサボるな。
  • 板書は写すな。本やレジュメに書き込んでいけ。
  • 教室中央前から二列目に座れ。
  • 質問を工夫せよ。

この記事では講義の受け方に焦点を当てましたが、皆さんにとってはテスト対策やレポート対策も重要だと思います。安心して下さい。近日中に、テスト・レポート対策についての記事もアップします。ぜひそちらもご覧ください。

それでは皆さん、良い大学ライフを!



3件のコメント

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