【過去問不要】早稲田のGPA満点男が教える大学のテスト勉強法

【過去問不要】早稲田のGPA満点男が教える大学のテスト勉強法

はじめに:大学のテストについて

大学生のみなさん、テストは好きですか?

「どうやって対策すればいいかわからない…」

「高校のテストとは違うから怖い…」

そんな不安を抱えている方々のために、今回は、早稲田大学で直近1年半もの間全教科最高評価を維持している私が、大学でのテスト勉強法についてご紹介します。

テストで満点を取ってみたい人、コスパよく単位が欲しい人、なんでもいいから留年したくない人はぜひ読んでみてください。なお、私は基本的には文系を専門にしていますので、理工学系のテスト対策には合わない内容が含まれている恐れがあります。予めご了承ください。

大学の講義の受け方については以下の記事で説明していますので、こちらも併せてご参照くださいね。

大学のテスト勉強法【基本編】

大学のテスト(学期末テスト)は、だいたい2種類に分けられます。

  1. 持ち込み可のテスト
  2. 持ち込み不可のテスト

それぞれのタイプで個別に対策すべきこともありますが、まずは全てのタイプに共通する対策を2点ご紹介します!

大学のテスト勉強法【基本編】①:情報は先生から

大学のテストは情報戦です。

高校のテストは、一応学習指導要領に沿った内容が出題されますから、どんな先生であれ出題される問題の傾向に大きな差は生まれません。

しかし大学のテストは大学の先生が勝手に作成できます。たとえテストの内容が講義でやったことのない内容だとしても、文句をつけることはできません。ですので、テストに関する正確な情報を集めることはテスト対策の基本になります。

サークルやゼミに所属されているみなさんは、先輩や同級生から自分が受けるテストに関する情報を聞くかもしれませんが、あまり当てにしないことをおすすめします。

先生の中には、毎年テストの形式・内容を変更する人がかなりいます。ですので一年前や二年前の情報を当てにはできないのです。

というわけで、テストに関する情報は作成者である先生から集めましょう。やり方は簡単です。講義前・後に先生に直接伺うか、聞きにくいようであればメールで質問しましょう。

直接質問するにしてもメールするにしても、先生に対する敬意を忘れずに話をすることが大事です。こちらが敬意を持って接すれば、先生は思いもよらぬ重要な情報を教えてくれるかもしれません(例えばテスト問題を教えてくれたり……ね)。

大学のテスト勉強法【基本編】②:過去問は基本不要

たまに、「大学の単位には過去問が必須!」と謳う人たちがいますが、少なくとも文系科目・教養科目においては必要ありません。理系科目に関して断言できないのは、単純に私が履修した経験がないからです。

過去問が必要ない理由は簡単で、割とすぐテスト問題は変更されてしまうからです。それに、過去問に頼った勉強をしていると、どうしても過去問に出題されていない内容を軽視してしまいます。無意識に軽視していた内容からどっさり出題されたらイヤですよね。

というわけで、過去問には惑わされず、地道に対策を進めましょう。

大学のテスト勉強法【応用編】

さてここからは、テストの種類ごとの個別対策を伝授します。【基本編】での内容を踏まえ、効果的な対策をしましょう。

大学のテスト勉強法【応用編】①:持ち込み可のテスト

大学には、ノートや資料を持ち込んで受けられるテストがあります。この類のテストでは、多くの人が持ち込むためのノートや資料の作成に勤しむのですが、それだけでは不十分です。

というのも、持ち込み可のテストで持ち込みを当てにする人に高評価は来ないからです。テスト時間は短いのですから、持ち込みを参照しなくてもある程度応えられるようでなくてはなりません。

というわけでみなさん、持ち込み用のノートや資料は2週間前には一度作成しておきましょう。え?残りの2週間は何をするのかって?決まっています。一度作成したノート・資料を講義内容を反映させながら作り直すのです。

最初に作ったノートや資料には、多かれ少なかれ情報に抜け漏れがあります。復習が十分でない状態で作成されているのだから当然です。ですので、作成してから最低3日ほど間を置いて、もう一度自分が作成した資料を見直しましょう。最初は気づかなかった情報の抜け落ちが見えてくるはずです。

この工程を3回ほど繰り返せば、最高評価が取れるだけのノート・資料になります。その頃には、自然と講義の内容もある程度頭に染み込んでいるはずです。ここまで準備してきた自分に自信を持ってテストに臨みましょう。

余談ですが、持ち込む資料は、右利きの人は座席の左上に、左利きの人は座席の右上に置くとチラ見しやすくなるのでおすすめです。ぜひ実践してみてください。

大学のテスト勉強法【応用編】②:持ち込み不可のテスト

持ち込み不可のテストは、無垢な大学生を苦しめる最大の敵です。特にテスト100パーセントで評価を決める講義は最悪です。私もこれまで、全出席していながら、テストで60点を取れなかったばかりに無残に散っていった旧友の姿を見てきました。

彼らの屍を無駄にしないためにも、私たちはこの忌まわしき持ち込み不可のテストに打ち勝たねばなりません。万全の準備をしてテストに臨むために、テスト対策は1ヶ月前から始めましょう

文系における持ち込み不可のテストは、なぜか暗記ものが多いので、ここでは暗記系のテストを想定して対策を練ります。

やることはシンプルです。講義のノート・レジュメ・教科書(参考資料)を準備してください。まずはそれらを一通り読みます。全ての講義の資料に目を通すのは大変かもしれませんが、最初は時間をかけて読みましょう。

一読したら、時間を置いてもう一度資料を読み直します。その際、各講義でテーマにしていた内容を思い出しながら読んでみてください。

読み終わったら、講義のテーマを思い出しながら、それぞれの講義の内容を二、三行で要約できるかやってみましょう。資料は見ていて構いません。

内容の要約ができたら、その要約を頭において資料を読み直しましょう。おそらく、最初に比べて飛躍的に早く読めるはずです。内容がある程度頭に入っているからです。

読み終わったら、今度は何も見ずにそれぞれの講義の内容を要約することにチャレンジしてみましょう。一度要約しているので、すんなりできるかもしれません。もしできなければもう一度資料を読み直して、再度チャレンジしてください。

何も見ずにそれぞれの講義の内容を要約できるようになったら対策は完了です。それだけ講義の内容が頭に染み付いていれば、どんな内容が出ても対応できると思います。

正直、持ち込み不可のテストの対策は一番厄介ですが、地道にコツコツ頑張りましょう。

おわりに:最高評価は一日して成らず

いかがでしたか?この記事では、持ち込み可のテストと持ち込み不可のテストの対策について、文系科目を想定して解説しました。

大学の期末テスト対策は、遅くとも2週間前には始めておくのが良いと私は考えています。短期間でやるよりも知識が定着しやすいですし、何より隙間時間を使って無理なくテスト対策ができるからです。

文系科目や一般教養科目は暗記が多いですが、「覚えよう!」と思って覚えるよりも、少しずつその内容に慣らしていって、テスト前に「気付いたら覚えてしまっていた」状態になる方がいいですよね。

結局大事なことは、「当たり前のことを真面目にコツコツやる」、これだけなんです。実際のところ、これがちゃんとできれば最高評価は向こうから頭を下げてやってくるものなのです。

みなさんも、今一度当たり前のことを当たり前にやることを意識して、日々の講義に向かってみてくださいね。

それでは、ご武運を!


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