セキセイインコ
セキセイインコ
らりるれろさんって哲学の学会に所属しとるんやんな?
せやで
らりるれろ
らりるれろ
セキセイインコ
セキセイインコ
哲学の学会ってどんな感じなん?ワイちょっと参加してみたいんやけど…ちょっと怖いねん。なんかすごい論破されそう…
まあそう思うよな。けど意外とオープンでフレンドリーなんやで。俺が実際に参加した学会紹介するから、インコ君ちょっと見てみ?イメージ変わるで
らりるれろ
らりるれろ
セキセイインコ
セキセイインコ
ほんまか!見てみるわ〜

というわけで今回は、実際に参加してわかった哲学の学会の実態をレポートします!

学部2年生が哲学の学会に参加するまで

私が人生で初めて哲学の学会に参加したのは、学部2年生だった2019年11月のことです。

文学部の哲学の講義に潜入していた私は、その講義を担当していた先生から、私が興味を持ちそうな学会の情報を教えてもらいました。

当時から私はエマニュエル=レヴィナスというフランスの哲学者について学んでいたのですが、11月にレヴィナスについての国際学会が早稲田で開かれることになっていたのです。

参加費は無料で、誰でも参加できるということだった(哲学の学会は大体参加費無料のようです)ので、すぐに「参加します!!」と先生に伝えました。

すると先生は、「ありがとう。他の先生方にも君が来ること伝えておくね。」と快諾してくれました。

やさしい世界だなぁ……

哲学の学会に実際に参加して発表を聞いてみるが…?

そんなこんなで学会当日。2019年11月16日。

午前11時の開会に備え、私は10時45分に会場となる早稲田大学文学部の会議室に到着しました。

(写真はイメージですが、こんな感じの会議室でした)

受付に入ると、こんな↓資料をもらいました。

やけに分厚いな、と思ったら、表紙の下にこんな↓レジュメがたくさん入ってました。

この時はレヴィナスについての国際シンポジウムということで、全ての発表がフランス語・英語で行われることになっていました。そのため、資料も全てフランス語か英語で書かれてあったのです。

「おお、本格的な研究発表なんだな」と思ってワクワクしていたものです。

会場となった会議室はとても広く、大きなプロジェクターが4つ設置されていました。

「ふむふむ、配布された資料に基づいて、発表者はこのプロジェクターを使ってプレゼンするんだな」

と思いました。

会場真ん中らへんの席に座り、待つこと15分。ついに発表が始まります。

さあ、どんな風にプレゼンしてくれるのか⁉︎と思って聞いていたら…

発表者の方は、おもむろにマイクをとり、下を向いて

資料を読む。

資料を読む。

ひたすら資料を読み続ける。

(画像はイメージですが、こんな雰囲気で資料が読まれていました)

延々と資料が読まれ続けること30分後、「以上で発表をおわります」という発言で、あっけなくプレゼンは終了してしまいました。

「あれ? 読むだけ?? プロジェクターは??? パワーポイントは????」

呆然とする私をよそに、質疑応答が淡々と進められ、次の人の発表が始まりました。

次の人も、やはりひたすら資料を読み続ける。プロジェクターは最初の画面からピクリとも動きません。

なぜこんな形で発表するのか不思議でしたが、哲学の学問的な研究は大抵テクスト研究です。

有名な哲学者の遺した書籍をどのように解釈するかについて発表するので、研究者はテクストに対して厳密な態度を取らなければならないのです。

というわけで、学会の発表でも用意した資料をひたすら読んでいき、その資料の内容について質疑応答が行われるようになっている……

と、私は推測しています。

本当のところはわかりません。単純に資料以外にプレゼン用のパワポを用意するのが面倒くさいだけかもしれません(笑)。

というわけで、みなさんが哲学の学会に行ったら、とりあえず資料を読みましょう。極論、発表自体は聞かなくてもいいです。

発表内容は全部資料に書いてありますし、発表者はあまり聞き手のことを考えてないですから……。

哲学の学会に参加した後

その後、夕方6時ごろまで発表が行われ、主催者の挨拶でお開きになりました。

閉会後私は、私をこの学会に誘ってくれた先生に遭遇して、待合室に連れて行かれました。

(画像はイメージです)

するとそこには、私でも知っている大御所の先生がずらりと並んでいました。

何をするのかと思っていたら、先生はいきなり、「彼が私の講義に出ているらりるれろ君で、レヴィナスの研究をしているんです」と私を紹介し始めました。

当然私は大慌て。

「ごっ、ご紹介に預かりましたらりるれろです!面白かったです!」

とぐちゃぐちゃな挨拶をかましてしまいました。

しかし周りの先生方は、「学部生でわざわざ学会に来る人少ないんだよ。今日は来てくれてありがとう」と言ってくれました。

さらに、「せっかくだし、学会に入ってみない?」とのお誘いもいただく高待遇(そして今実際に学会に所属しています)。

学会ってやさしい世界。

イメージとは違うでしょうが、哲学の先生方は優しい方が多くいらっしゃいます。大学生のみなさんも、話しかけてみると思わぬコネクションが生まれるかもしれませんよ?

哲学の学会は基本無料で誰でも参加できる!

いかがでしたか?

ひたすら資料を読み上げる発表には驚かされましたが、先生方は皆優しくて有意義な時間を過ごせました。

無料で最新の研究成果を知ることができるので、みなさんも興味があればぜひ参加してみてくださいね。

それでは!!

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