セキセイインコ
セキセイインコ
らりるれろさん
どうしたインコ君
らりるれろ
らりるれろ
セキセイインコ
セキセイインコ
早稲田の文学部の哲学コースのHPみてたら、「読書会」ってのを見つけたんやけど、哲学の読書会って普通の読書会とは違うんか?

せやなぁ〜、ちょっと雰囲気違うところはあるかもしれんな。けど、哲学興味あるんやったら行った方がええで。優秀な人と繋がれるしな
らりるれろ
らりるれろ
セキセイインコ
セキセイインコ
でもいきなり哲学の読書会に乗り込むんはキツいなあ…
ほな、俺がこれまでに参加してきた哲学の読書会を何個か紹介したるから、参考にしてみてや〜
らりるれろ
らりるれろ

というわけで今回は、哲学者が集う読書会の実態についてご紹介します!

哲学に少しでも興味がある方、これから哲学の研究を始めたい方はぜひ参考にしてみてくださいね〜!

哲学の読書会って何?

哲学の読書会の形態は、(私の経験上)大きく分けて2種類あります。

  1. 1つの哲学書(原典)をみんなで精読するもの
  2. 複数の思想書から、その時のメンバーの関心に合わせて様々な議論を展開していくもの

1つの哲学書の原典を精読する方は、そもそも語学にある程度通じていないと参加できないことが多いので、メンバーの関心に合わせて議論する方が初心者にも参加しやすいかもしれません。

ただしメンバーの関心に合わせて議論する場合、参加するメンバーによっては議論が白熱することがあるので、置いていかれないように注意してくださいね。

哲学の読書会に行ってみた

以下では、私が学部2年の頃から現在に至るまで参加してきた読書会を紹介していきます!

興味関心に応じて見てみてくださいね〜

東大の哲学原典購読読書会

最初に紹介するのは、東大の倫理学研究室が主宰していた、レヴィナス『全体性と無限』(Totalité et infini)の読書会です!

(『全体性と無限』についての解説は以下の記事をご参照ください!)

『全体性と無限』の原典はこんな↓本で、フランスの現代思想家のエマニュエル=レヴィナスの主著の一つです。

この原典を解釈する目的で、毎週木曜日に東大の某所に10名ほどが集結し、2時間ほど議論を交わしていました。

メンバーは東大生がほとんどで、大学院生が中心になっている感じです。

で、どんな風に議論するかというと……


(解釈メモの一部)

本っっ当に厳格に議論しています。

文字通り、一言一句隅から隅まで論じあげます。

なので、2時間かけて大体10行程度しか進みません。この読書会は9年前から実施されているそうなのですが、約350ページの本書を9年間ずっと読み続けているのです!

彼らは執念がすごい。本当に尊敬します。ちょっとした狂気すら感じてしまいます……。

ここまで徹底して解釈するので、東大のこの読書会に参加すれば厳密な解釈の仕方や、解釈をするための議論の仕方を身に付けられます。

将来哲学研究の最前線に立ちたい方は、東大の読書会に参加して解釈と議論の腕を磨いてみるといいと思いますよ〜

早稲田大学の哲学原典購読読書会(自主ゼミ)

2つ目に紹介するのは、早稲田大学で去年の秋に開催されていた、レヴィナスの『実存から実存者へ』(De l’existence à l’existant)の原典購読読書会です。

『実存から実存者へ』は、『全体性と無限』を著したフランスの思想家レヴィナスが第二次世界大戦中に執筆し、1947年に発行した哲学書です。

ハイデガーの『存在と時間』から多大なる影響を受けており、20世紀の思想を捉える上で非常に重要な著作と言えるでしょう。


(『実存から実存者へ』の一部)

この『実存から実存者へ』を読む読書会は、私が大学でお世話になっている先生が主宰する自主ゼミという形で行われました。

「フランス語に関心がある人、現代思想に関心がある人集まれ〜〜」という感じで宣伝したのですが……

結果、私と先生の二人だけの自主ゼミになってしまいました。

少しニッチすぎたのかもしれません(泣)

しかしその分、すっごくゆるい読書会になりました。

昼下がりの時間帯に、淹れたてのコーヒーを片手に、フランス語や哲学に関する四方山話をしつつ、少しずつレヴィナスの原典を解釈する……

 

 

なんとも優雅で贅沢な時間ではありませんか。

先生と優雅に午後を過ごしているうちに、フランス語の読み方や哲学に関する基礎知識を身に付けられたので、今考えても非常に有意義な自主ゼミだったなあと思います。

大学では、不定期にこのような自主ゼミが開催されているので、興味があれば躊躇わずに参加してみることをおすすめします。

人員不足に困っている自主ゼミも多いので、新しい人が来てくれれば厚くもてなしてくれるはずですよ!

人文科学系(哲学・文学)必読書の読書会

さて、最後に紹介するのは、早稲田の文学部・文化構想学部が中心となって、大学を超えて人文科学に興味のある方々を集めている読書会です!

この読書会では、人文科学を学ぶ人にとっての必読書を片っ端から読み進めていく「積読消化会」になっています。

精読というよりは濫読に近く、細かい部分は気にせずに、それぞれの本の重要なテーマについてメンバー同士意見を交わすことを目的にしています!

以下の記事でも書いていますが、精読だけが本の読み方ではありません。大事なのはその本から有益な情報を得ることですので、多くの人たちの議論を聞いて情報をかき集めることは非常に有効なのです。

 

(濫読も一つの手段)

 

この読書会に集まっている人たちは皆好奇心旺盛で、自分の関心がハマれば議論があらぬ方向へ進むこともあるのですが、それもまたご愛嬌。

タイプの違ういろいろな学生と高度な議論をしてみたい方はぜひ参加してみてください!

(新型コロナウイルスの蔓延によって、現在無期限延期状態にあるのですが、こちらのサイトで随時情報を更新しているようなので、ぜひ参考にしてみてくださいね)

哲学に興味があるなら、まずは読書会に参加するべし!

いかがでしたか?

この記事では、哲学関連の読書会について、私の体験を交えつつ語ってみました。

哲学の読書会には、優秀な学生・先生がたくさん集まっています。たとえ読む本の内容がわからなくても、優秀な人たちと交流すれば刺激がもらえるはずです。

というわけでみなさん、哲学に興味があるなら、躊躇わず読書会に参加しましょう!

それでは!!

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